わたし、って。~摂食障害に助けられて

初めてブログを書いてみることにしました。わたしって、どんな人間なのか記録を残して今の幸せを改めて感じられればいいな、と思います。

まさかの摂食障害。③

別れを切り出して
初めて強く引き留めてくれたのと
自分の悩みを打ち明けられた事で
もう一度付き合う事になりました。

しかし、
この選択が良かったのか。。

この辺りの記憶が実は曖昧なんです。
気づいたら同棲していて、
気づいたら同棲の許可をわたしの両親にもらい
同棲=結婚、という考えの両親の為に
結婚の話をし始め…
と全てわたしが夫に話し、
夫は言われるがままに行動し、
という感じだったと思います。

後から考えると、
わたしは逃げるように実家を出たな、と。
当時の同棲先は実家からも近かったので
帰りの遅い夫の所に
わざわざ行かなくても良かったのに。
おそらく、
この時期に弟の結婚が決まり
母はそっちにかかりっきりで、
わたしも寂しかったのと焦りがあったのかも
しれません。

ここからはどんどんと急激に悪化しました。
同棲を始めてから
わたしが貧血などめまいもあった為
またいつでも戻ってきてくれていいから
一度仕事を止めてゆっくりしてみれば、
と言われ仕事を止めて
毎日夫を待つだけの日々に…
母や義理の妹にランチなどに誘われても
その時はほとんど食べなかったのと
食べれる物が少ししかなかったので
断っていました。

夫に打ち明けてからは
過食嘔吐は止めようと頑張っていたのですが
その代わり拒食症の方になっていたんです。

わたしが急激に悪化した原因のもうひとつ。
夫とは一度もしたことがなかったんです。
同棲してから一度聞いたことがあったのですが
昔付き合った彼女が
生理中でそれがトラウマに…と。
それからは聞くこともできず、
毎晩ただ一緒に寝るだけでした。

毎日毎日、
朝はパンを食べたふりをし
夫が出勤すれば捨てて、
昼はおからに塩を入れて食べ、
夜は魚を少しつまむ程度でした。

両親にも日に日に痩せていくので
心配はされたのですが
弟の結婚式も目前で忙しく、
わたしがどんなに痩せても
冬で厚着し、体は見えないし
顔にエラが張っていてぽっちゃりだったので
実際よりは危なく見えなかったみたいです💧

わたしは身長が高めで168㎝あり、
この時の最低体重は33㎏でした。
でも、なぜかとてもアクティブだったんです💧
太らないように毎日何時間も歩き、
睡眠も3時間とかでした。
夜中に起きてマフラーを編んだり。
その時のマフラーは
夫には‘’憎悪のこもったマフラー‘’と言われてます🌀
ただ、骨は痛かったし
おしりの尾てい骨辺りは床擦れしてました。
あの時は、こんなことも
細くなれた勲章、みたいに思うんですよね。
心配されればされるほど太れなくなるんです。

わたしが助けを求めたのは
体のツラさじゃありませんでした。
何とか檻から出たかったんです。

毎日朝、夫が出勤して
同じ所に同じ物を買いに行き、
同じ物を少ーしずつ2時間かけ食べて
やっと夜になり
夫とは会話もほとんどなく
先に寝、
夜中にマフラーを編む。
この決まった行動以外出来なくなってしまい、
本当に檻の中にいるみたいな気分でした。
ちなみに、
夫の休みの日は本当に苦痛で
スープや魚を少しつまむくらいでした。

ある時母が
『いつでも戻ってきていいんだよ』
と言ってくれ、
泣きながら
『明日迎えにきてほしい』と助けを求めました。