わたし、って。~摂食障害に助けられて

初めてブログを書いてみることにしました。わたしって、どんな人間なのか記録を残して今の幸せを改めて感じられればいいな、と思います。

摂食障害という檻からの脱獄。④

わたしの場合、
食べたくて食べるのもあるのですが、
大量に詰め込まないと吐けなかったので
なるべく安価のものやセール品を買って
気をつけていたのですが、
やはり食費はかなりかかってしまいました。

一度、近くでパートもしてみたのですが
仕事の途中にどうしても過食がしたくなったり、
出勤前に過食してしまい
行けなくなったりして、
長く続けられませんでした。

母は口癖のように、
『子どもができればそれどころじゃなくなって
治るわよ』
と言っていましたが、
わたしはもしあの時に子どもがいても
子どもを優先できたか、と聞かれたら
『無理だった』と答えると思います。
食べなきゃ、吐かなきゃ、と
まるでそれをしなきゃ死ぬ、くらいの強迫観念に
かられる時があるんです。

そんな時、
夫の両親から
『お前たち、ずっと賃貸で家は買わないのか?』
と言われました。
始めは貯金すらほとんどないのに、絶対無理、
と思っていたのですが、
調べるとその時の賃貸料より
住宅ローンの方が安くなる可能性もあったので
そこからマイホームを考えるように。

が、もう一度マイホームを買う前に
どうしても諦めきれずに夫に聞きました。
どうしても欲しいわけではなかったけれど、
子どもの事もあったし、
夫婦というより単なる同居人みたいに
一生一緒にいられるのか…不安でした。

すると夫は
『何がおかしいのか分からない』
『離婚したいの?』と開き直ったんです。
結果的に、そこをもっとハッキリさせずに
親の目を気にして早急に結婚したわたしも
悪いのですが、何度も確認したことなのに…
ものすごくショックでした。
本当に離婚を考えました。
この時にあまりにも
わたしの様子がおかしかったのか母が心配し、
母もわたしと夫が一度もしたことがない、
という事を知りました。
『もしかして…とは思った事があったけど、
まさか本当に』と驚き、
『そこまで言われたなら離婚するならしなさい』と。

でも、甘えた言い訳なのは分かってますが
帰る所がなかったんです。
実家は弟夫婦が同居していたし、
まだ過食症も治せていないのに犬を飼いながら
働いて一人暮らしができる勇気はありませんでした。

そう思うと夫とわたしは
持ちつ持たれつ、な関係なんですね。
ここで、
本当に夫との関係を諦めて暮らしていこう、
と決心しました。
決心したのはわたしなんだから、
なるべく明るくいよう❗と逆に
吹っ切れた感じもしました。

家を買ったら、
もう絶対にそこでは嘔吐はしない‼️
と心に決めました。